福井大学医学部

内科学(2)

教育内容紹介

消化器グループ

学生教育では消化管内視鏡検査・腹部超音波検査、また、それに関する治療手技を通して消化器疾患全般の病態の理解が深まるように努めています。また、OSCEやチュートリアルによる教育にも積極的に参加しています。さらに実際の入院症例を学生自身が中心となって病歴、検査所見・画像所見、治療内容などを要約し、対象疾患の病態を学習する実践臨床病態学や内視鏡モデルを使用しての模擬内視鏡検査などを含めたBedside LearningBSL)も行っています。初期研修医教育では消化管内視鏡検査・腹部超音波検査の習得を目標に指導し、可能な限り多数の症例で実際の臨床経験を積んでもらえるように配慮しています。専門医教育では県内の学会指定教育病院等と連携して、消化器内科領域の各種専門医(消化器病、肝臓、消化器内視鏡等)の取得環境を整え、多数の専門医を育成しています。大学院教育では消化器がん免疫の病態解明、B型肝炎ウイルスの遺伝子解析と治療、血中循環腫瘍細胞の検出など多岐に渡るテーマで教育指導を行っています。

神経グループ

学生教育に関しては、基礎と臨床の垣根を越えたコアカリキュラムに沿って、神経関連の各科・講座と連携して教育を行うとともに、OSCEやチュートリアルにも積極的に参画しています。また、従来の臨床講義に対応する一人の患者を取り上げて病態と治療を講義する実践臨床病態学やBedside Learning (BSL)も行っています。神経内科の専門教育として、毎週月曜日は朝8時から9時まで脳神経外科との合同カンファレンス、火・水・金曜日の830分から9時は新入院患者の紹介、木曜日は教授回診、また毎週水曜日1430分から1630分は神経カンファレンスを行い神経所見のとり方を含めた研修を行っています。また隔週で金曜日の1530分より神経内科回診も行っています。福井県内の複数の神経内科教育関連施設(学会認定教育病院および准教育病院)と密接に連携し、専門医を多数育成しています。大学院教育に関しても、神経難病、認知症、脳血管障害などを対象とした幅広い分野の研究を学内外の部門・施設とも協力して教育指導を行っています。

内科学(2)研究室

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