1.初期トレーニング・プログラム
まず、以下のような教育プログラムに従って6～7年間臨床研修していただきます。
- 最初の2年間は、大学病院で「What is 医者」「How to 医療」を学びます。
- 次の2年間は、中～小規模関連病院のNo.2もしくはNo.3として、一人一人の患者を責任を持って診療することを学びます。
- そして最後の2～3年間には、大規模関連病院に赴任し、できるだけ多くの症例を経験します。
2.後期トレーニング・プログラム
- 以上の初期研修を通じて各自にサブスペシャリティー（骨盤外科、生殖医療、周産期医療、中高年医療のうちの1～2つ）を決めます。その上で、再び大学病院に戻り、先に紹介した臨床チームの一員として2～4年間さらに研鑽を続けます。
- サブスペシャリティー毎の以下の様な特別プログラムが実施されます。
（A）周産期専門医を目指す場合：本学新生児センターで3ヵ月間の研修
（B）骨盤外科専門医を目指す場合：
麻酔科、消化器外科、泌尿器科（いずれも本学）のローテイト研修
（C）女性内科、中高年内科専門医を目指す場合：内科研修
（D）生殖医療専門医を目指す場合：国内もしくは外国の体外受精・顕微受精センターでのトレーニング
3.トレーニング終了後のコース
以上のスケジュール終了後は関連病院の副医長として、さらには医長として就職します。あるいは大学病院のアカデミック・スタッフに就きます。
