福井大学医学部

精神医学

診療内容紹介

現代の高度情報化は、人類に多くの恩恵をもたらした反面、多大なストレス社会を生み出し、中高年のうつ病や不安障害、自殺が急増しています。また児童・思春期の心のケアが叫ばれ、引きこもりや虐待、未熟な人格という問題を抱えた若者が社会に溢れ、心身症やPTSD、摂食障害などのストレス関連障害も増加の一途を辿っています。これら時代の変遷と伴にますます多様化し拡がりつつある精神疾患に対応すべく、ストレス外来や精神科救急およびリエゾン機能などの充実を図り、地域社会に開かれた先進的な精神科医療を展開しています。また、先端画像機器など高度診断技術を駆使して、大学病院ならではの総合診療機能を活かしたチーム医療を実践すると共に、院内他科や関連医療機関との積極的な関わり合いの中で、地域に即したより良い医療サービスの提供に努め、精神疾患の早期発見・早期治療、さらには地域医療全体の活性化を目指しています。

当科では神経性心疾患の全般的な診療を行っていますが、専門的な診療活動のいくつかを下記に紹介いたします。

1. 睡眠覚醒障害

終夜睡眠ポリグラフィ検査(PSG)、入眠潜時反復測定(MSLT)などを施行し、不眠症、過眠症、睡眠時無呼吸症候群、生体リズムの異常などの睡眠覚醒障害の診断と治療を進めています。

2. 修正型電気けいれん療法

遷延性・難治性のうつ病や統合失調症などを対象に、無けいれん性電気けいれん療法を麻酔科の協力のもとに行っています。

3. てんかん

長時間の長時間の脳波・ビデオモニタリングなどにより、てんかんの診断を行っています。治療では、難治性てんかんをはじめとして、QOLを重視した薬物動態に基づく合理的治療を実践している。また、てんかんに合併する精神症状の診断と治療にも積極的に取り組んでいます。

精神医学研究室

TEL
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FAX
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