福井大学医学部

腎臓病態内科学(臨床検査医学)

研究内容紹介

以下のような研究に取り組んでいます。(写真はSENSHIN30号掲載)

  1. 糸球体腎炎、糖尿病性腎症、および腎硬化症の臨床病理学的研究。
  2. 腎培養細胞を用いた腎症の進行要因についての分子生物学的研究。
  3. 糖尿病性腎症のモデル動物における進行要因の分子病理学的、生化学的研究。
  4. 長期透析患者の動脈硬化性因子や骨関節障害についての臨床生化学的・分子遺伝学的研究。

これまでに腎臓疾患・検査部領域で多くの研究成果を世界に向けて発信しています。現在は、以下の研究が進行中です。

主要研究テーマ

腎疾患進行の共通メカニズムである、尿細管・問質障害の慢性低酸素関連病態の分子生物学的・病理学的研究

糖尿病性糸球体硬化症のモデルマウスを用いた成因研究と治療研究

腎不全進行と腎不全合併症における酸化ストレスマーカーの臨床的意義や透析血管合併症・骨関節症の発症メカニズムの解析

NO依存性血管拡張反応の分子機序の研究

病的条件下のヒト腎細胞培養を用いた、新規・既存薬剤の多面的作用の解析

県内の主要基幹病院と連携した糖尿病性腎症、透析合併症の診断・治療に関する臨床研究

腎臓病態内科学(臨床検査医学)研究室

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