福井大学医学部

生命基礎科学

研究室紹介

本領域の主任教員である本田は、2012年4月に本学の若手研究者を育成・支援するために設置された「テニュアトラック推進本部」にて、独立した研究室を主宰し、2016年4月に新設した生命情報医科学講座染色体機能学分野に就任後、2023年4月に基盤看護学分野生命基礎科学領域の教員に就任しました。

当研究室では「1遺伝子・1酵素説」で有名なアカパンカビの利点を活かして、ユニークな研究を展開しています。アカパンカビはモデル生物として大変古い歴史を持ちますが、不思議なことに、アカパンカビに感染する菌類ウイルスは報告されていませんでした。当研究室では、世界で初めて本菌に感染するウイルスを発見し、標準株にこれらのウイルスを人工感染する実験系を構築しました(Honda et al, Nature Comm, 2020)。この実験系と強力な遺伝学を組み合わせ、これまで菌類ウイルス学では出来なかった解析が可能になり、色々と面白いことがわかってきました。興味のある方は研究室までご連絡ください。

生命基礎科学研究室

TEL
0776-61-8700
メール
s-honda[at-mark]u-fukui.ac.jp