福井大学医学部

分子生体情報学(生化学2)

教育内容紹介

生体物質の代謝(学習目標)

生化学は、すべての医学教育の基盤となる学問である。身体の仕組みを化学の言葉で説明し、あらゆる生命現象を分子レベルで理解しようとする考え方を修得することは、その基礎的知識を正しく応用することで、疾患の病因・病態の解明と有効かつ合理的な治療の開発がはじめて可能となる。本講義では、ヒトが食物からエネルギーを取り出して、それを利用して生命活動を営むための基本的な原理と代謝機序を学習し、さまざまな疾患との関連について理解する。本講義は、化学反応の羅列や丸暗記でなく、生化学を体系的に習得し、統合的に理解することにより、近年の著しい医療・医学の進歩に伴い医師に要求される高いレベルでの知識、技術、人間性に十分対応できる基礎学力を定着させ、将来自立できる能力を育成する。

分子生体情報学(生化学2)研究室

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