実施件数
実施件数(平成22年10月1日~平成29年1月31日前在):
- Ai+病理解剖症例(附属病院入院症例、他医療機関症例)<AiセンターCT、MRI使用>
- Ai+法医解剖症例(司法解剖、新法解剖を含む)<AiセンターCT、MRI使用>
- Ai+系統解剖症例(医学部医学科解剖実習用御遺体)<AiセンターCT、MRI使用>
- Aiのみ(附属病院入院症例、医療安全症例、警察依頼)<AiセンターCT、MRI使用>
- Aiのみ(救急部症例)<附属病院臨床用CT装置使用>
- 臓器Ai(Ai-organ、各種解剖後、固定後臓器の追加検索)<AiセンターCT、MRI使用>
- 動物実験(動物実験施設として許可取得済み)<AiセンターCT、MRI使用>
撮影条件
検査実施までの手順
- 臨床医→病理学講座に剖検とAiとの依頼→放射線部にAiの依頼→Ai撮影後剖検。
- 法医額講座→放射線部にAiの依頼→Ai撮影後法医解剖。
- 解剖学講座→放射線部にAiの依頼→Ai撮影後教育解剖。
- 救急部→放射線部にAiの依頼→Ai撮影
実施しているAiの内容
【院内】
院内の症例は、原則的に剖検症例のみを行っている(Ai画像と病理解剖結果の整合性を明らかにして、Ai診断の精度向上を目指す目的のため)。ただし、平成28年現在、遺族からAiのみ承諾が得られた症例においてはAi-CT、Ai-MRI撮影にも柔軟に対応している。尚、救急部からAiの依頼がある場合は、救急部内に設置されている臨床用CT機を用いて撮影。
【院外】
医学部解剖学講座からの症例はAiセンターの専用機で撮影後、解剖学実習(系統解剖)。
医学部法医学講座からの症例もAiセンターの専用機で撮影後、法医解剖(司法解剖、新法解剖)。
【警察】
Aiのみの依頼は、Aiセンターの専用機で撮影。
撮影担当者
Ai学会認定講習を受講した診療放射線技師(放射線部副技師長を中心に、複数の診療放射線技師がAi撮影を担当。業務の負担を軽減するため、非常勤の診療放射線技師を附属病院放射線部に1名補充した)
放射線科医による報告書
正式な診断報告書ではなく、所見とコメントの形式であるが、文書にて入力される。「正式な」ではないと言う意味は、本学Aiは臨床研究として行っており、費用の発生を伴わないためである。